ドイツの医療のかかり方と健康保険(公的・民間・日本からの派遣)
公開 2026年10月21日 / 内容は公開時点の情報です。手続きや料金は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
ドイツでは、ふだんの体調不良はかかりつけの医師(Hausarzt)に、夜間や休日は全国共通の番号「116117」に相談するのが基本です。公的・民間の健康保険のしくみと、日本からの派遣で注意したいことをまとめました。
体調が悪いときの連絡先
| 状況 | 連絡先 |
|---|---|
| ふだんの体調不良 | かかりつけの医師(Hausarzt)。住まいの近くで探しておきましょう |
| 夜間・週末・祝日で、次の診療日まで待てない(発熱など) | 116117(医師の当番診療の案内)。全国共通で、市外局番は不要・通話は無料です |
| 命に関わる(心筋梗塞・脳卒中・呼吸が止まった・大量の出血・事故など) | 112(救急) |
公的保険と民間保険
- ドイツに住む人は、健康保険に入る必要があります。会社員は原則として公的医療保険(gesetzliche Krankenversicherung)に入ります。
- 年収が加入義務の上限を超える人は、民間保険(private Krankenversicherung)も選べます。上限は2026年は年77,400ユーロ(月6,450ユーロ)です。
- 公的保険の保険料は、一般保険料率14.6%に、保険会社(Krankenkasse)ごとの追加保険料が加わります。追加保険料の2026年の平均は2.9%で、会社によって違います。
日本からの派遣(駐在)の場合
- 日本とドイツの社会保障協定(2000年2月発効)が対象にしているのは年金だけです。医療保険は協定の対象ではなく、それぞれの国の法律に従って決まります。
- オランダなど、医療保険も含む協定を結んでいる国とは扱いが違います。ドイツでどの保険に入る必要があるかは、赴任の前に勤務先と保険会社に必ず確認してください。
保険料率や加入義務の上限は毎年見直されます。数字は2026年のものです。
参考:日本年金機構「協定を結んでいる国と対象の制度」、Haufe「2026年の社会保険料率」、2026年の追加保険料(lohn-info)、betanet「健康保険の加入義務」、ドイツ医師会誌「116117」、116117 と 112 の使い分け
この記事は制度の説明です。特定の保険会社をおすすめするものではありません。

